北海道札幌の測量会社ならエムアンドエム

水面下の計測

深浅測量

深浅測量は、海底、湖底の地形を把握する測量技術で、測量船に音響測深機を取り付け、発射された音波が海底(湖底)で反射して戻る時間を取得、水深に換算して地形をコンターラインで表すものです。
この技術の要点は、水中部の測深技術と測量船位置の船位決定技術で、測深技術には、シングルビームやマルチファンビームの音響測深機を利用します。船位決定技術には、人が六分儀やレーザー測距儀を用いて測量船の位置を測る方法から、GPSや自動追尾トータルステーションを用いた高度な測量技術があります。

単素子(多素子)による深浅測量

    単素子、シングルビーム方式は、単一断面の成果が得られるもので従来からの技術です。多素子、2~4素子方式は未測幅の低減を目的に送受波器を複数用いる方式で、主に水路測量、海図補正測量などに用います。

マルチビーム測深 

マルチビーム測深とは、海底に向け左右放射状に指向性の鋭い音響ビームを多数配列して、船の進行とともに一度に多数点の水深を測る方式で、芝刈り機で芝を刈り取るように、海底地形を計測する方法です。
近年、マルチビーム測深技術は浅海から深海域用のものまで高性能、多機能化して、これらから得られた海底地形データの解析、利用技術も周辺技術の進展とともに、目覚しく進展しています。利用分野も、海図作成、海洋調査・研究、海底資源探査、水産資源調査、物理探査、港湾・浚渫工事、海底線敷設調査、パイプライン調査、ダムの貯水・維持管理、河川の調査など非常に多岐に渡ってきています。

  • RESON SEABAT8101

    周波数:240kHz
    最大レンジ:500m
    水深分解能:12.5mm
    スワス幅:150°(1.0°x100本)

  • RESON SEABAT8125

    周波数:455kHz
    最大レンジ:120m
    水深分解能:6mm
    スワス幅:120°(0.5°×240本)

  • R2 SONIC2024

    周波数:200~400kHz
    最大レンジ:500m
    スワス幅:10~160°
    ビーム数:256本

  • 応用事例・植物分布図
  • 計測事例・港湾構造物
  • 計測事例・ダム、貯水池
  • システム構成
  • 計測イメージ

海底面状況調査

システム構成・記録例

  • 船上処理措置 曳航体4200HF
  • 海底面状況調査は、サイドスキャンソナーと呼ばれる機器を使用して海底表面の状況を調査します。海底面探査では曳航体またはフィッシュと呼ばれる送受信用のセンサーを船尾から海中に曳航し、センサーから左右方向に広く前後方向に狭い扇状の音波を海底に向けて発信します。そして海底面で後方散乱されて戻ってきた音波の強弱を記録することにより、海底の障害物や小さな起伏、あるいは底質の違いをあたかも写真で撮ったような画像として得ることができます。

音波探査(表層探査)

チャープ方式

システム構成、記録例、等層厚線図

磁歪式

システム、記録例(表層ヘドロ厚)

3Dレーザー計測

3Dレーザー計測とは、三次元レーザスキャナーを活用した対象物の三次元計測で、広範囲を短時間で計測することが可能です。 固定式と移動式の計測方法があり、条件、目的、効率などの面から選択します。 レーザー光線により構造物、地形、地物等を非接触でスキャンし、得られた三次元座標(点郡データ)から、二次元・三次元CAD モデルを生成することができます。

  • 固定式の計測(防波堤上)
  • 水面上のデータ
  • 水面下のデータ(マルチビーム)
  • 合成(水面上+水面下)
  • 移動式の計測(船舶)
  • マルチビーム深測と3Dレーザーの同時測定