深浅測量
深浅測量は、海底、湖底の地形を把握する測量技術で、測量船に音響測深機を取り付け、発射された音波が海底(湖底)で反射して戻る時間を取得、水深に換算して海底地形情報を得るものです。
この技術の要点は、水中部の測深技術と測量船位置の船位決定技術で、測深技術には、シングルビームやマルチビームの音響測深機を利用します。
船位決定技術には、人が六分儀やレーザー測距儀を用いて測量船の位置を測る方法から、GNSSや自動追尾トータルステーションを用いた高度な測量技術があります。
単素子(多素子)による
音響測深
TS(トータルステーション)は測量の基本要素である角度と距離を同時に計測する測量機器で、観測値はデータコレクターに収録します。
手簿~計算簿までの一連作業は専用の測量ソフトで行い、諸計算の効率化をはかっています。
公共測量の他、現況測量、工事測量、河川定期横断測量における間接水準、水路測量における岸線測量などに対応しています。
マルチビーム測深
RESON SEABAT8101
- 周波数:240kHz
- 最大レンジ:500m
- レンジ分解能:1cm
- スワス幅:150°(1.5°×1.5°100本)
R2 SONIC2024
- 周波数:200~400kHz
- 最大レンジ:500m
- レンジ分解能:1.25cm
- スワス幅:10~160°(0.5°×1.0°256本)
Applanix POS MV WaveMasterⅡ
- ロール、ピッチ精度:0.03°
- 真方位精度:0.03°(ベースライン2m)
- ヒーブ精度:2cmもしくは2%(TrueHeave)
- 測位精度:0.04m(RMS67%) ※AuxGNSS
マルチビーム測深とは、海底に向け左右放射状に指向性の鋭い音響ビームを多数配列して、船の進行とともに一度に多数点の水深を測る方式で、芝刈り機で芝を刈り取るように、海底地形を計測する方法です。
近年、マルチビーム測深技術は浅海から深海域用のものまで高性能、多機能化して、これらから得られた海底地形データの解析、利用技術も周辺技術の進展とともに、目覚しく進展しています。
利用分野も、海図作成、海洋調査・研究、海底資源探査、水産資源調査、物理探査、港湾・浚渫工事、海底線敷設調査、パイプライン調査、ダムの貯水・維持管理、河川の調査など非常に多岐に渡ってきています。
海底面状況調査
(サイドスキャンソナー)
海底面状況調査は、サイドスキャンソナーと呼ばれる機器を使用して海底表面の状況を調査します。海底面探査では曳航体またはフィッシュと呼ばれる送受信用のセンサーを船尾から海中に曳航し、センサーから左右方向に広く前後方向に狭い扇状の音波を海底に向けて発信します。
そして海底面で後方散乱されて戻ってきた音波の強弱を記録することにより、海底の障害物や小さな起伏、あるいは底質の違いをあたかも写真で撮ったような画像として得ることができます。
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記録例:岩礁 -
底質境界(砂泥質と礫質) -
記録例:被覆ブロック -
記録例:沈木 -
記録例:沈船 -
記録例:魚礁

(港湾)
国土交通省では、建設現場における生産性を向上させ、魅力ある建設現場を実現するi-Construction(アイ・コンストラクション)の取組が進められています。
「港湾におけるi-Construction推進委員会」では港湾におけるi-Constructionを推進する取組みとして、ICT 施工や、測量から設計、施工、検査に至る一連の建設プロセス全体での3次元データ活用(BIM/CIM)を進めるための検討を行うとともに、ICT 施工やBIM/CIM の導入に向けて必要なシステムや基準類の検討が行われています。
弊社では、平成28年度に施行された道内初となる【浚渫工】を対象とする工事をはじめとして、以降、【ブロック据付工】、【基礎工】を対象とする三次元計測に従事させていただいております。
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